Cat® 車両の稼働率と収益性アップを支えるGPSトラック追跡システム
過酷な採石場の環境で自社のCat ® 775Fトラックの稼動性を良好に保つことは、Saiia Constructionにとっての再優先事項です。パフォーマンスと燃料消費を把握するために2年間、Cat Product Link™(プロダクトリンク)を利用した結果は、驚きのものでした。
「そのメリットを享受することができました」とプロジェクトマネージャーのMark Ray氏は語ります。報告によると、Saiiaは、アラバマ州のアラバスターにあるO’Neal Quarryの現場でGPSトラック追跡システムを使用し始めましたが、それ以来、トラックの可用性が2 %向上し、ユニット稼働率が2 %減少したとのことです。
この採石場においてSaiiaは、製品の運搬から表土の除去まで、さまざまな作業をほぼ毎日24時間行っています。作業条件は厳しく、収益性の鍵は機械の稼働率であるとRay氏は話します。
「これらのトラックが順調に稼動している限り、当社は収益を上げることができます」と彼は言います。「これが結論です。」
このような状況下でのオペレータのミスは高くつく可能性があります。幸い、Saiiaのリーダーと、担当ディーラであるThompson Tractorのサポートチームは、Product Link(プロダクトリンク)のウェブベースユーザーインターフェイスであるVisionLink ®(ビジョンリンク)を使用して、トラックを遠隔管理し、リアルタイムに誤まった運転方法を発見することができます。
例えば、O’Neal Quarryの、急坂の運搬走路が設けられているあるセクションでは、一部のオペレータがダンプエリアを離れる際にリターダを使用していないということが、Product Link(プロダクトリンク)のレポートにより発覚しました。Saiiaは、オペレータに対して習慣の改善のためのトレーニングを行うことができ、その結果、12,000ドルのコスト削減を達成しました。
実際、Product Link(プロダクトリンク)の導入以来、Saiiaはオペレータのイベントを75 %削減することができています。また同社は、入札の正確性が向上したのもGPSトラック追跡システムの効用(多くは燃料消費を把握できること)であると考えています。
「以前の入札では、いつも燃料消費が多い状態でした」とRay氏は語ります。「今では、1時間に何リットル消費されるのかの正確な数字が簡単に分かります。おかげで、より競争力の高い入札ができるようになりました。」