ドイツの企業2社で、コンディションモニタリングの導入により実質上休車時間を根絶

ドイツの建設会社2社が、燃料費の削減、設備稼働率の向上、予定外の休車時間の根絶のためのソリューションを探していました。その結果見つけた答えが、Cat ® Product Link™(プロダクトリンク)とVisionLink® (ビジョンリンク)を活用したEquipment Management Solutionsです。これにより、オペレーティングコストの大幅な節減を達成しました。

ヴェスリングを拠点とする中規模建設会社GEBR, KLARWEIN GMBHと、ラーティンゲンを拠点とする大規模建設会社AMAND GMBH & CO, KGは、共に同じような問題に直面していました。休車時間と燃料消費に関連するコストが掛かりすぎている上、機械稼働率が収益性に大きな影響を及ぼしていました。また、複数の現場で使われている複数の保有機械を管理および監視することが、難題となっていました。

そこで、CatディーラのZeppelin Baumaschinenは、機械管理ソリューション、具体的にはCat Product Link(プロダクトリンク)とそのウェブベースのユーザーインターフェイスであるVisionLink(ビジョンリンク)を提案しました。

「私たちは、高額な修理代がお客様に掛からないよう日々実際に車両の中を点検し、損傷が起きそうな箇所はないか確認しています」とZeppelinの製品サポートのゼネラルセールスマネージャーであるThomas Wiedemannは言います。

どちらの会社でも、保有機械の大半にProduct Link(プロダクトリンク)を搭載し、VisionLink(ビジョンリンク)のアカウントを有効にしました。現在では、ディーラもお客様の従業員も、この遠隔管理と保有機械管理ソリューションを活用して、重要なデータ(車両の位置や、稼働時間対アイドリング時間、燃料消費から、イベントコード、診断コードなど)を見たり、管理したりしています。

この情報に簡単にアクセスできることで、2社は、機械の寿命を最大限まで伸ばすとともに、アイドリング時間を最小限まで減らし、予定外の休車時間を実質的に根絶することができました。

「車両に整備や修理が必要だと予め分かっていたら、早く対応できるし、計画も早く立てられます」とGEBRの副社長、Andreas Klarwein氏は語ります。

Product LinkとVisionLinkは、オペレーティングコストの低減にも役立ちました。特に、燃料消費に関してはてきめんの効果がありました。

「VisionLink(ビジョンリンク)によって、日々の作業プロセスが大幅に変わりました。もうすっかり頼りにしています」とAMANDのCEO、Norbert Amand氏は語ります。「ほぼ二桁パーセントのコスト節減に成功しました。」

ドイツの企業2社で、コンディションモニタリングの導入により実質上休車時間を根絶 ドイツの企業2社で、コンディションモニタリングの導入により実質上休車時間を根絶