道路工事の生産性に関するテスト: 従来のプロセスVSテクノロジ
車両のテクノロジが時間や経費の節約に役立つ理由については、既にご存知でしょう。最近、Caterpillar社では、隣合わせで2本の道路を建設して、工事の生産性に関するこの手の研究としては初めてとなる大規模な試験を行いました。 1本の道路は従来のプロセスで建設し、もう1本には最新のテクノロジを利用しました。結果は以下のとおりです。
準備
長さ120 mの道路2本を、イリノイ州ピオリアにあるPeoria Proving Groundsに建設しました。最初に1本を従来のプロセスで建設し、次にもう1本を、Cat® Connect(Catコネクト)テクノロジ&サービス(テレマティクス、マシンコントロール&ガイダンス、ペイロード、インテリジェントコンパクションテクノロジを含む)にて建設しました。
試験では、実際の現場のように、Cat車両とCat以外の車両の両方を使用しました。使用車両は、ブルドーザ、モータグレーダ、ソイルコンパクタ、アーティキュレートトラック、ホイールローダ、フィニッシャ、デュアルドラム振動ローラ、オンロードトラックなどです。
このテストでは、延べ労働時間、資材、機械、燃料消費を数値化し、それを使って総費用および両道路のプロジェクト時間を計算しました。 そして、テクノロジによるコスト節減額を1 mi単位で計算し、投資利益率とその結果もたらされる収益性を導き出しました。
結果
テクノロジを活用して道路建設を行うことで、以下のように建設の生産性が大幅に向上します。
投資を回収し、利益を上げられるまでの所要額および期間
この新しい道路におけるテクノロジへの投資額は約25万ドルです。
約3 miの道路建設プロジェクトには、テクノロジを使って79労働日、従来の方法で147労働日掛かります。しかし、これではまだ投資分を取り戻すに至りません。4 miがほぼ損益分岐点となります。そして、距離が伸びるに従って、建設の生産性向上による利益は増えていきます。
お客様の報告では、Cat Connectテクノロジへの投資は6か月から1年で回収できることが明らかになっています。つまり、このテクノロジに投資することは、コスト削減、品質の向上、安全性の向上への近道であり、次のプロジェクトを記録的短期間で完成させることにもつながります。
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