無駄を特定し排除することでコストを削減

日々、さまざまなことが原因で利益が減少しています。例えば、アイドリング時間が多すぎれば、燃料消費が増えます。オペレータが目標の作業を完了するのに時間が掛かりすぎれば、人件費が膨らんだり、手直し作業が発生したり、次の作業になかなか取りかかれなくなります。

このように費用の管理が難しい領域をどのようにして特定し、修正していくか。Cat® Connectテクノロジとサービスはこの課題に挑戦しています。Cat Connectは、利益の向上に役立つ、経費削減に適したハードウェア、ソフトウェア、サービスが一体となったインテリジェントなソリューションです。

締固め回数を75 %削減、試験コストも75 %削減

McAninch Corpのチームに、Cat Compact（Catコンパクト）を活用する理由を尋ねてみてください。答えはシンプルです。「使うのと使わないのとでは雲泥の差です。安いコストでより優れた測定が行え、より良い道路ができるのですから」と、アイオワハイウェイや公益事業、大規模土木を請け負う会社のプロジェクトマネージャー、Don Taylor氏は語ります。

「使うのと使わないのとでは雲泥の差です。安いコストでより優れた測定が行え、より良い道路ができるのですから。」

このシステムがリアルタイムで転がり抵抗を追跡し、結果をキャブに送ります。これにより、オペレータは進行中の作業を簡単に評価することができます。緑のイメージは締固め目標を達成していることを、赤はもう少し作業が必要なことを表します。

McAninchは、新しいランプウェイ建設現場の準備にCat Compactを活用しており、75 %少ない締固め回数で目標の締固め目標を達成しました。これにより、燃料費を削減し、コンパクタの消耗を軽減することができました。また、基礎がまだ露出しているときに問題を見つけ出すことで、プロジェクトにおける締固め試験のコストを75 %削減し、コストの掛かる手直し作業をなくすこともできました。

効率化により、30万ドル節約の可能性

すべての車両を1つの機械管理プラットフォームで管理することで、カナダの建設会社EBCは大幅な効率化を図っています。これにより同社は、生産性の向上および非稼働時間の削減が望める上、あるオフハイウェイ利用プロジェクトでは30万ドル削減できる可能性もあります。

Cat Link（Catリンク）がEBCとその担当ディーラであるHewittとをつなぎ、機械の位置、利用状況、状態についての正確で有用な情報を適時に伝えます。また、EBCはVisionLink（ビジョンリンク）を使用して、状態と利用状況に関するカスタマイズされたレポートやマッピングにアクセスできる上、Caterpillar以外の機械の管理もできます。

「データを現場に提供することで、現場の作業員は仕事に集中できるようになりました」とEBCのPhilippe Naud氏は語ります。「作業がずっと簡単になりました。」