全世界向けリリース: 2022年6月
リリース番号: 339PR22 - ドラフト
ミュンヘンで開催されるbauma 2022で、CAT®建設機械がCat ディーラのZeppelinによってB6ホールの内外に展示されます。「Let’s Do The Work™」という機械の枠を超えた包括的なメッセージをテーマとし、Caterpillarの幅広いテクノロジ、サービス、サスティナビリティソリューションをご紹介します。
この見本市には、Caterpillar Construction Industries(CI)の70種を超えるCAT機械とアタッチメントが出展されます。これとは別に、Caterpillar産業用発電システム事業部(IPSD、Industrial Power Systems Division)も、0.5 Lから30 Lまでの幅広い製品から複数のCATエンジンをA4ホールの336ブースに展示します。
先進テクノロジ
1台の機械から複数台のフリートまで、Caterpillarのテクノロジエコシステムはお客様が資産の追跡、モニタリング、自動化、管理を行い、コストの削減、生産性の向上、安全性、機械全体の最適な利用を実現できるようサポートします。bauma 2022に出展されるテクノロジの中の1つ、Cat Commandステーションでは、使い慣れたコントロールとディスプレイを搭載した仮想キャブに座って、現場の近くからでも何マイルも離れた場所からでも、安全にリモート作業を実施できます。来場者は、実際にCommandステーションに座り、機械のリモート操作を試すことができます。
ノートパソコンやモバイルデバイスからアクセスできるCAT Productivityも展示されます。これは、機械と作業現場の生産に関する包括的な概要を確認できるクラウドベースのアプリケーションで、導入も簡単です。性能の分析、生産性の改善、および収益性の向上に役立つ現場レベルの実用的な統合情報を提供するデータリッチなツールとなっています。
油圧ショベル用CAT Grade with Assistでは、機械ポジションセンサとオペレータにより定義された深さおよび勾配パラメータを使用してブームおよびアームの動作を自動的に制御します。これにより、少ない労力でより正確な掘削を実施し、作業現場でのオペレータの作業効率を45 %高めることができます。最新鋭のアタッチメント追跡用OEM統合ソリューションであるCAT PL161アタッチメントロケータは、アタッチメントや他の製品に簡単に取り付けることができ、複数の現場間で位置を確認し、作動時間を追跡できます。
サービスソリューション
CAT VisionLink®テクノロジを通じて、120万台を超える資産が接続され、機械の作動データを収集し報告しています。Caterpillarはこのデータとテクノロジを活用して、お客様に予算と目標すべてに適合するようカスタマイズされたエキスパートサービスを提案しています。baumaで体験できるサービスの1つがカスタマーバリュー契約(CVA、Customer Value Agreement)です。これは、手間をかけずに新規/中古機械を所有できるサービスで、お客様は保有経費とオペレーティングコストを削減することができます。
CAT機械管理は、機械の場所と時間の追跡および機械の使用状況と状態のモニタリングを実施できるため、お客様は情報に基づいて、オペレーション全体をスムーズで効率的な収益性のあるものに維持する行動を取ることができます。チームメンバーは、新しいクラウドベースのCATサービス情報システム(SIS、Service Information System)2.0も展示します。これは、www.parts.cat.comで部品を注文するためのもので、どのデバイスからでも効率的かつ直感的に使用できます。リモートサービスにより、リモートトラブルシュートでCAT機械を最大の効率と可用性で稼働させることができ、リモートフラッシュにより、ディーラは機械と接続して故障コードを診断し、オペレーティングソフトウェアを更新できます。
bauma 2022の来場者には、Cat RemanおよびCat Rebuildの数多くの新たな製品提供のほか、機械の保有経費を削減するとともにサスティナビリティを改善できる幅広い修理オプションについてもご案内します。CAT機械は再利用を想定して製造されており、Cat Rebuildサービスでは、機械のリビルド中に最大7,000個の部品の点検、再調整または交換を行うことで、新品購入の25 ~ 50 %のコストで新品に近い状態に戻すことができます。Cat Certified RebuildのCAT 982Mホイールローダも展示されます。このホイールローダは、CAT Advansys™ GET(Ground Engagement Tools、グランドエンゲージメントツール)によって性能を最適化するように設計されています。ハンマーを使用しないシステムで、統合保持コンポーネントによって簡単に取り付けられます。レトロフィットも簡単です。Cat Remanはコンポーネントの回収、再設計、再生を行い、新品の同等製品に比べて平均40 %低い価格で新品同様の性能と耐久性を備えた部品を提供します。
サスティナビリティのリーダー
業界をリードする建設およびマイニング機械のメーカーとして、Caterpillarはお客様のより持続可能なより良い世界の構築をサポートするという点で、独自の体制を整えています。Caterpillar Construction Industriesは、業務上の持続可能な慣行と選択により効率を向上させ、修理工場では持続可能なメンテナンス慣行により、お客様を支援します。また、ビジネス全体を通してサスティナビリティを向上させます。
テクノロジの統合、サービスソリューション、高度な機械設計によって稼働効率を高め、その結果、低燃費と全体的なトン当たりCO2排出量の低減を実現します。
世界初のハイドライブ電気駆動ドーザであるD6 XEは、先行機のD6Tと比較して燃料1 L当たりのマテリアル移動量を最大35 %向上させ、1 m3当たりのCO2生成量を35 %低減させています。幅広い選択肢を持つCATテクノロジを使用することで、オペレータの生産性を最大50 %増加させることができます。今回展示される機械には、高摩耗で低~中程度の衝撃がある作業向けのCAT Abrasion™足回りが採用され、特許取得済みのリリーフトレッドアイドラ設計によって、従来のアイドラに比べて耐用年数を最大2倍向上させています。
Caterpillarは、2030年までにすべての新製品のサステナビリティを先行機よりも向上させることに取り組んでいます。この見本市には、先行モデルと比較して生産性の向上、燃料消費量の削減、トン当たりCO2排出量の低減を実現する次世代の1.6~95トンCAT油圧ショベルが20台出展されます。展示される新しいCAT 336油圧ショベルは、クラス最高の生産性を発揮します。オイルおよび燃料フィルタ整備間隔は1,000時間に延長されており、多くの競合する30~40トンクラスの油圧ショベルと比較して、10,000時間の機械運転時間で、9回のオイルおよび燃料フィルタの交換にかかる人件費と27個の燃料フィルタの部品コストが削減されます。 また、CAT 330油圧ショベルも展示されます。これは330Fと比較して燃料効率が最大20 %向上し、1トンの移動したマテリアル当たりのCO2が最大15 %削減されています。さらに、330には新しい角度可変ブームオプションが提供されており、CAT Grade Control with Assistが工場で標準装備されているほか、オプションでCAT Grade with Advanced 2DまたはCAT Grade with 3Dにアップグレードできます。
今後のCAT機械モデルには、優れた生産性を維持しながら排出ガスをゼロに抑えられるバッテリ式電気設計も取り入れられる見込みです。Caterpillarはbauma 2022で、現在開発中の複数の電気モデルを公開します。また、改良されたテザー電気CAT MH3024マテリアルハンドラは、移動が少なく、排出ガスゼロが求められる屋内用途で卓越した性能を発揮します。
豊富な機械を展示
この見本市では、幅広いお客様のニーズと用途に着実に対応するため、最新テクノロジや高度なドライブシステムを備えた性能重視のXEモデルから、堅牢な構造による信頼性と価値を提供するGCモデルまで、さまざまなモデルのプラットフォームが展示されます。
Caterpillar Building & Construction Products(BCP)部門の展示では、9台の次世代CATミニ油圧ショベルが紹介されます。そのすべてが、性能の向上、掘削力の向上、整備間隔の延長、保有経費とオペレーティングコストの低減を実現しています。1トンモデルから10トンモデルまで展開するミニ油圧ショベルは、共通の機能を備え、コントロール類のレイアウトが一貫しているため、トレーニングが容易で、オペレータも容易に適応できます。3.5トン~10トンの次世代モデルでは、アフターマーケットオプションとしてCAT Gradeテクノロジを搭載できるようになっています。
展示されるコンパクトホイールローダには、最近発売されたCAT 906、907、908(ハイリフト構成)モデルも含まれます。これらのモデルでは、運転室の設計が一新されており、Caterpillar独自のテクノロジによってオペレータの作業環境が改善されています。また、アップグレードされた駆動系とパワートレインを備える新しいCAT 2.8エンジンにより、さらなる高速走行とドライブトレーン性能の向上を実現しています。
Caterpillar Global Construction & Infrastructure(GCI)部門からは約30台のモデルが展示されます。その中心となるのは、15トンから95トンの容量に対応する次世代の履帯式油圧ショベル9台とホイール式油圧ショベル4台、鉄道油圧ショベル1台、マテリアルハンドラ3台です。980 XE中型ホイールローダの無段変速機(CVT、Continuously Variable Transmission)は、Mシリーズモデルと比較して燃料効率を最大35 %向上させています。さらに、テクノロジプラットフォームを拡張することで車両性能を高めています。
大容量のマテリアルを移動させるための機械として、B6ホールのブースには30トンから70トンの容量に対応するアーティキュレートダンプトラック、CAT 992および988K XE大型ホイールローダが展示されます。電気駆動を利用する988K XEは最近一新され、ローダの降坂速度の向上、リンプルの改善、油圧掘削力の強化によって、生産性を最大5 %向上させています。
CIの展示では、最近一新されたD4ドーザも展示されます。D4ドーザは、視界の向上とオペレーティングコストの削減を実現し、使いやすいテクノロジ機能を非常に幅広く揃えることで、その価値を一段と高めています。輸送用の低プロファイルキャブオプションを備えるCAT 120 GCモータグレーダは、ローからミディアムデューティ用途に最適で、一般的な公共工事から郊外道路の整備や仕上げ整地まで、幅広い用途で信頼性の高い低コストの運用を行えます。レンタルおよびローからミディアムデューティ用途向けに設計されたCAT CB2.5ユーティリティコンパクタとCS12 GC振動コンパクタも展示され、所有総コストの低減、容易な操作性、整備間隔の延長を実現しています。
幅広いCAT建設機械を補完するアタッチメントも多数出展され、ブレーカ、シア、グラップル、カプラ、バケット、スマートドーザブレード、オーガ、解体用グラップル、チルトローテータシステムなどのさまざまな製品が展示されます。
Cat Financialのチームメンバーも出席し、最新の特別オファー、リースおよび融資プログラム、お客様の投資と成功を安全に維持するためにカスタマイズされた拡張保護パッケージに関して詳細を共有します。
エネルギー移行を先導
A4ホールの336ブースでは、Caterpillar産業用発電システム事業部が、より持続可能な未来へのエネルギー移行においてOEMをサポートするために設計された、現在および将来の幅広い電力ソリューションを展示します。この展示では、新たにリリースされたCAT C3.6産業用動力ユニットのほか、C7.1、C9.3B、C13B、C18エンジンを紹介します。すべてがEU Stage V排出ガス基準を満たしており、低炭素燃料に対応しています。B20までのバイオディーゼル、EN1594に準拠した100 %水素化植物油(HVO、Hydrotreated Vegetable Oil)などの燃料オプションを提供し、お客様のサスティナビリティへの取組みを支援しています。この見本市では、お客様の接続要件に対応するCaterpillarの最新テレマティクスサービスも紹介される予定です。
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編集者へ注記: Caterpillarは、地域によって異なる時間間隔で製品とサービスをリリースしています。製品情報は、関連する地域で製品やサービスが入手可能であることを、その地域のディーラネットワーク、工場、マーケティング子会社から確認した後に公開するように万全を期しておりますが、編集者の方には、製品の在庫や仕様について最寄りのディーラにお問い合わせいただきますようお願い申し上げます。
CAT、CATERPILLAR、LET’S DO THE WORK、それらの各ロゴ、VisionLink、"Caterpillar Corporate Yellow"、"Power Edge"およびCat "Modern Hex"のトレードドレスは、ここに記載されている企業および製品と同様に、Caterpillar社の商標であり、許可なく使用することはできません。
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