Cat TH3510D テレハンドラ - コンパクトな設計、新エンジン、4輪駆動、デュアルアクスルブレーキ、快適な運転室を装備

北米、中南米、ヨーロッパ、アフリカ、中東、CIS、オーストラリア、ニュージーランド向けリリース: 2016年4月  
リリース番号: 28PR16

新しいCat® TH3510Dテレハンドラは、定格耐荷重3,500 kg(7,716 lb)、最大リフト高さ 9,800 mm(32 ft)で、コンパクトな設計により作業現場での操作性を最適化し、3セクション油圧ブームにはピボットピンを低位置に取り付け、全周に最高の視認性を確保しています。この新モデルでは、現場で実績のあるCatドライブラインコンポーネントにシンプルで効率の高いギヤポンプ油圧システムを組み合わせ、長期間、耐久性と信頼性の高いパフォーマンスを実現しながら、オペレーティングコストを低く抑えます。

TH3510Dには定格100馬力(75 kW)の燃料効率の高い新しいCat C3.4Bディーゼルエンジンを搭載しており、、U.S. EPA Tier 4 Final/EU Stage IV排出ガス基準に適合しています。また規制が緩い国または規制がない国には、Tier 3/Stage IIIAと同等の排出ガス規制に適合するCat C4.4 ACERT™エンジンをご用意しています。

Cat4速パワーシフトトランスミッションは、TH3510Dの両方のアクスルを駆動して常時4輪駆動を実現し、あらゆる条件で優れたトラクションを発揮します。さらにフロントアクスルにリミテッドスリップディファレンシャルを備え、雨天時にもトラクションを確保します。オイル浸漬デュアルアクスルディスクブレーキを採用し、パーキングブレーキはフロントブレーキと連動します。ブレーキシステムは、もっとも過酷な運転条件でも故障なく性能を発揮するよう設計されています。

TH3510Dの運転室はシンプルで耐久性の高い設計です。すべての油圧機能はシングルレバーのジョイスティックでF-N-Rを切り替えるだけで制御でき、ドライブとブーム機能を同時に操作できます。スイッチは機能ごとにまとめられ、車両のパフォーマンスを一目で監視できる新しいインストルメントパネルとダッシュを新たに追加しました。オプションの高機能ディスプレイモニタを使用すると、負荷チャートとリアビューカメラ(動作時)からの情報を表示でき、 オペレータの好みに合わせて設定して、診断チェックを実施するのにも使用できます。全面に平面ガラスを採用して、ウィンドウ交換が容易になり、フロアはホースで簡単にクリーニングできるよう設計しています。

TH3510Dには、Cat統合ツールキャリア(IT)クイックカプラを標準で装備し、さらに汎用性が高まっています。このクイックカプラはCatテレハンドラ全シリーズに対応します。油圧作動のカプラをオプションでご用意しています。TH3510Dには、このほかにも後進センサ、荷重計量システム、負荷管理インジケータシステム(LMIS、Load Management Indicator System)などのオプションを義務付けのある地域向けにご用意しています。

簡便な整備性により、TH3510Dの所有総コストが低減されています。すべての定期サービスポイントは地上面からアクセス可能で、日常のメンテナンスは燃料レベルの確認と目視見回り点検で済みます。

 

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TH3510D

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