世界リリース向け: 2019年1月
リリース番号: 18PR19
Caterpillarとドイツの当社ディーラZeppelin Baumaschinen社は、bauma(ミュンヘン、2019年4月8~14日)に幅広い製品、テクノロジ、サービスを出展します。Caterpillarは"Rewrite the Rules(ルールの書き換え)"をテーマに、Caterpillarの製品を導入することにより、お客様が享受できる優れた効率と収益性に重点を置いた展示を行います。お客様は、導入により、幅広い製品、最高の接続性による製品と作業現場の管理、優れた燃料効率を実現する最先端のテクノロジをご利用いただけるようになります。Caterpillarは、そのリソースを通じて、ビジネスの"ルールを書き換える"ことができるようお客様を支え、その機会を促進します。
Caterpillarは64製品(内新製品20機)を出展する予定です。今回は、これまでのbauma(ミュンヘン)と比べても最先端の製品を出展します。Caterpillarの展示スペースは、屋内メイン展示場ホールB6の9,000 m2超を占めます。
グローバルコンストラクション&インフラストラクチャ
新製品のD6モデルは、Caterpillarをお選びいただいたお客様の幅広い選択肢を象徴する製品です。その幅広いコンフィギュレーションと最新のテクノロジにより、一段高いレベルの汎用性と性能を実現しています。D6 XEは世界初のハイドライブ電気駆動油圧ショベルで、従来のD6Tと比べて燃料効率が最大35 %向上しています。また、地面に一貫したパワーを伝え、すばやく土砂を移動できます。
ホイールローダもCaterpillarの幅広い選択肢を体現するものです。サイズだけではなく、ドライブトレーン設計も広く取り揃えています。今回は950 GC、950M、962M廃棄物処理機、986K、992K、XEモデル数種(966M XE、972M XE、988K XE)を出展します。
966M XEと972M XEには、Caterpillar並列経路ドライブシステムが搭載されています。このシステムでは、ハイドロスタティックドライブと並列の機械式ギヤ経路を組み合わせることで無段変速トランスミッションを提供しています。これにより、柔軟な変速比が得られ、優れた動作レベルでエンジンを作動できるため、あらゆる運転条件で最適な効率と省エネが実現します。966M XEと972M XEに搭載のXEテクノロジは、従来のパワーシフトトランスミッション装備のホイールローダと比べて燃料効率が最大35 %向上します。
988K XEは当社初のディーゼル/電気駆動ローダで、耐久性に優れたスイッチトリラクタンスドライブモータ、発電装置、インバータが、機械式ギヤボックスとアクスルと組み合わせて採用されています。988K XEでは、燃料効率と生産性が新たなレベルまで向上しています。
Cat®次世代油圧ショベルの新製品330 GC、330、336も出展します。330と336にはCat Connect(Catコネクト)テクノロジが搭載されており、作業効率を従来の表面仕上げ作業比で最大45 %、燃料効率を従来モデル比で最大20 %向上できます。
上記のほか、出展モデルには973Kトラックローダ、325F、340F UHD(高所解体仕様、Ultra-High-Demolition Configuration)、390F油圧ショベルなどがあります。ホイール油圧ショベルでは、M314F、M315F、M317F、M318Fを展示します。さらに、MH3024とMH3026マテリアルハンドラも出展します。
Building Construction Products(BCP)
BCPラインアップでは、Cat 次世代ミニ油圧ショベルの5つの新製品、301.5、301.6、301.7 CR、301.8、302 CRを出展します。これらの製品は、1~2 tクラスの最小パッケージの車両において最高の性能、汎用性、安全性、オペレータの使いやすさ、および値ごろ感を実現するよう設計されています。業界初の標準装備として、ジョイスティックステアリング(スティックステア)、チルトアップ式キャノピ/キャブのほか、空調、拡張可能な足回りなどのオプションがあります。
Cat次世代ミニ油圧ショベルシリーズでは、7~10 tカテゴリの新製品3モデルを出展します。308 CR VAB、309 CR、310の各新モデルは基本コンフィギュレーションの製品で、標準コンフィギュレーション、後方超小旋回機、角度可変ブームのいずれでも、お客様の用途で最高の効率を発揮する車両をお選びいただけます。
ゼロエミッションのコンセプトコンパクトホイールローダ906は、電動ドライブトレーンを備えたリチウムバッテリ駆動で、幅広い選択肢からお選びいただけるよう設計されています。
さらに、BCPからホイールローダ907M、908M、918M(廃棄物処理コンフィギュレーション)、926M(農業コンフィギュレーション)、938M、バックホーローダ(444)、226Dスキッドステアローダ、259Dコンパクトトラックローダ、TH408テレハンドラを出展します。
接続性
製品の所有者は、最適の効率、収益性、車両保護を実現するため、いつでも、どこでも車両の位置や性能を監視できる機能を求めています。Caterpillarは、bauma(ミュンヘン)の展示でもこの重要な機能を重視しています。Cat LINK(Catリンク)テクノロジでは、簡易な車両監視から所有車両全体の追跡と管理まで、個々のニーズや予算に最適のものをお選びいただけます。
Cat Product Link™テレマティクスシステムは、形式やブランドに関わらず、資産の位置、エンジンON/OFF、稼働時間、燃料消費量、診断コードアラートなどのデータを車両資産から収集します。PL161には、新たにワークツールの稼働時間と位置を追跡する機能が新たに導入されています(ワークツールの項参照)。この情報は、ISO規格に準拠し、セキュリティで保護されたWebサイトCat VisionLink™から利用いただけます。
またbauma(ミュンヘン)では、車両の接続性をさらに拡張する最新のCaterpillarテクノロジもご覧いただけます。業界初のCatアプリを使うと、テレマティクスデータにリモートでアクセスして、携帯電話から直接、車両の稼働時間や位置の追跡、診断コードの受信、メンテナンスの管理ができ、コンピュータを起動する必要はありません。 オペレータID機能により、個人の業績を追跡して、トレーニング機会を特定できます。 さらに、携帯電話をデジタルキーとして使って、次世代Cat車両を始動することもできます。また、提携Webサイト(https://my.cat.com)でテレマティックデータなどの機械管理リソースを表示できる点にも価値があります。
最新のCat Connect(Catコネクト)テクノロジは、リモードでの機器診断とソフトウェア更新にも対応します。Catリモートサービスには、リモートトラブルシューティング(ディーラが診断試験を実施して潜在的な問題を特定)とリモートフラッシュ(ディーラがリモートで車載ソフトウェア最新版をロード)の2つの主な機能があります。
マイニング&ダンプトラック
bauma(ミュンヘン)には、ダンプトラックユーザー向けに定格正味馬力945(704 kW)、米国Tier 2同等排出ガス基準適合のCat C32を搭載した100 t(90 mt)ホーラー777Gを出展します。この新型トラックには、運転席を左側に配置し、ホイストとシフトレバーを統合した新しいコンソールを搭載した改良型キャブが装備されています。
新型777Gには、ボディも幅広く取り揃えています。60.1 m3のデュアルスロープボディは、登坂路で最高の資材保持力を実現するよう設計されています。ライトマテリアルやラバー製ライナ用に2サイドボードコンフィギュレーションもご用意しています。Xボディはフラットフロア設計で、資材をより高い精度で計量してクラッシャに投入できる上、鋼製とラバー製のライナのいずれもお使いいただけます。
bauma(ミュンヘン)には、完全に再設計されたCat 730アーティキュレートトラックを出展します。このトラックは従来の730Cと比べて22 %軽量ながら、従来の容量の98 %を維持しています。新型トラックには、トラクション、ダンピング、リターダの自動制御に加え、Caterpillarスタビリティアシストシステムが搭載されています。
bauma(ミュンヘン)では、D8Tドーザのリモートコントロールステーションでオペレータの安全性、快適性、生産性を維持するCaterpillarテクノロジを紹介します。複数のリモートコントロールレベルと半自動操作に対応するCat Command for Dozing(Cat押土作業コマンド)は、肩掛け式のリモートコントロールコンソールやリモートオペレータステーションで利用できます。オペレータが作業現場の危険に曝されることなく、ドーザを完全に制御できます。
坑内採掘に従事するお客様には、新型R1700ローダをお勧めします。新型坑内ローダは積載質量15 tと、従来モデルと比べて20 %増加しています。優れた掘削力とトラクション制御システムにより、生産力を向上します。
舗装、締固め&粉砕
AP555Fは、中型のラバートラックフィニッシャで、高速道路、街路、その他の都市部の作業現場で優れた性能を発揮します。AP555Fは、高度で使いやすい制御テクノロジと急熱SE50 VT電気式スクリードを装備し、車両と乗員の生産性を大幅に高めます。また、独自のCat Mobil-Trac™ラバー製トラック足回りを備え、高速走行を実現し、優れた浮力、トラクション、機動性を発揮します。この車両には騒音を低減し、効率に優れた142馬力(106 kW)のCat C4.4 ACERT™エンジンが搭載されています。標準のエコモード設定をオートマチックエンジンスピードコントロールと併用すると、エンジン速度を効率よく管理して、燃費を最適化し、騒音レベルを低減します。
幅広いプロジェクトで利用される土工用振動ローラについては、CS12 GC、CS44B、CS66Bをbauma(ミュンヘン)に出展します。この3モデルにはすべて、締固め測定テクノロジのCat締固めコントロールを搭載できるほか、衛星マッピング機能も利用できるため、オペレータの能力を補完して、効率よく均一な締固めを一貫して実現できます。
エンジン および発電装置
ホールA4スタンド336には、C2.2、C3.6、C4.4、C13B産業用動力用ユニット、C27などのEU Stage V排出ガス基準適合の各種産業用エンジンを展示します。C7.1およびC9.3BエンジンはホールB6に展示します。
XQP100発電装置は、EU Stage IIIA排出ガス基準に適合しています。また、規制対象外の地域のお客様には、低燃費性能を提供します。堅牢なレンタルまたは移動対応構造を備えたこの製品ラインは、複数のプロジェクトの現場を安全かつ効率よく、楽に移動できるように設計されています。フォークリフトポケットを備えたヘビーデューティ仕様ベースを備え、ユニットを楽にけん引、吊り上げできます。一部モデルにはClipsalまたはCEEソケットオプションをご用意しています。このオプションをご利用になると、設置時間を短縮し、故障なく配電することができます。
ワークツール&グランドエンゲージツール
Caterpillarは、GC低騒音型ブレーカ、TRS23チルトローテータ、MP332(340F UHDに装備)およびMP345解体用マルチプロセッサを新たに追加して、油圧ショベル用ワークツールを拡張しています。新しいS3050スクラップシアは、Catシアシリーズを代表する製品です。さらにCaterpillarは、ワークツールの稼働時間と位置を追跡するCat Product LinkロケータPL161を発売します。2019年半ば以降、PL161は11 t以上の油圧ショベル用Catワークツールのほとんどに標準で装備される予定です。
Cat Advansys™は、ホイールローダと油圧ショベル用の次世代グランドエンゲージメントツールです。このツールは、ハンマーを使わずに簡単に取付け/取外しできます。また、チップ寿命が長く、貫入力に優れ、燃料効率が最適化されます。7種類のチップオプションを開発し、優れた貫入力や耐摩耗性能などの要件が求められる用途にも、最適のチップが見つかります。
Yellowmark™
YellowmarkはCaterpillarブランドの1つで、Cat純正部品やCat Reman部品に代わる、信頼性と利便性をバランスよく、低コストで両立する部品をCat 製品の所有者に提供します。Yellowmark製品ラインには、500を超えるCatモデルに対応するドライブトレーン、エンジン、油圧システム、グランドエンゲージツール、足回りなど、6,000を超える修理/交換部品を現在取り揃えています。bauma(ミュンヘン)では、Yellowmarkの機能もご覧いただけます。
リソース
以上のほか、柔軟な融資プラン、Cat Financialによる拡張保護オプション、Cat Certified Used、Catディーラネットワークを通じたCat Certified Rebuild製品、CatレンタルなどのCaterpillarサービスも紹介いたします。
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編集担当者様へのお願い: Caterpillar社の新しい製品およびサービスの発売時期は地域により異なります。Caterpillar社では、製品やサービスが当該地域で入手可能になったかを、ディーラネットワーク、工場およびマーケティング子会社に確認してから製品情報を発表するよう最善を尽くしていますが、編集担当者様におかれましても、お近くのディーラで製品の販売状況や仕様をご確認いただけますようお願い申し上げます。
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