Remote

新しいCat®リモートサービスにより、機器の診断時間と更新時間を短縮することで、作業現場の効率を改善

世界リリース向け(アフリカ、中東、ブラジル、韓国を除く): 2018年11月
リリース番号: 584PR18

 

Caterpillarより、新しいCat® Connect(Catコネクト)テクノロジが誕生しました。遠隔からの機器診断およびソフトウェア更新の機能により、休車時間やエンジン停止時間を短縮し、作業現場の効率を改善します。新しいCatリモートサービスには、リモートトラブルシューティングとリモートフラッシュの2つの機能があります。Catディーラはテレマティックデータを活用して、遠隔からお客様の機器の稼動をサポートし、最高の生産性と効率を実現します。

CaterpillarグローバルマーケティングマネージャのHerwig Peschlは「車両やエンジンが非稼動の状態では、収益は生まれません。それは会社の事業収益の低下につながります。リモートサービスは、機器をより効果的かつ効率的に維持するソリューションです。このサービスを通じて、お客様は資産を継続的に活用できます。ディーラは事務所から障害コードを確認して、診断します。多くの場合、修理が必要であれば、ディーラが適切な部品とツールを用意して、適切なサービスメカニックを派遣し、車両やエンジンの修理を1回で完了します。これにより、時間と費用を節約できます。」と述べています。

リモートトラブルシューティング

新しいリモートトラブルシューティング機能を使うと、リアルタイムで資産データを分析できます。そのため、ディーラはネットワークに接続された製品の診断テストを実行して、潜在的な問題をピンポイントで特定できます。これにより、サービスメカニックが作業現場へ出張する時間を節約できるとともに、診断中に機器を休止する必要がありません。診断中でも、車両やエンジンを稼動したままで作業を継続できるため、作業現場の生産性を損ないません。

障害コードやアラームの原因を特定できれば、ディーラが遠隔から問題を解決することも可能です。そのため、時間と費用を節約でき、お客様の生産計画を妨げません。修理が必要であれば、ディーラはサービスメカニックに適切な情報、部品、ツール、手順を提供して、作業現場に派遣するため、お客様の都合の良いときに従来よりも短い時間で修理を実施できます。リモートトラブルシューティング機能を利用すると、製品の休車時間を抑えて、すばやく問題を解決することができます。

リモートフラッシュ

この新しいCatサービスでは、ネットワークに接続された車両やエンジンのソフトウェアを、運用計画に応じて遠隔から更新できるため、サービスメカニックが作業現場を訪問する必要はありません。この新しいCatサービスでは、ネットワークに接続された車両やエンジンのソフトウェアを、運用計画に応じてリモートから更新できるため、サービスメカニックが作業現場を訪問する必要はありません。

リモートフラッシュ機能により、Cat製品をご利用のお客様には、機器のソフトウェアを更新できるようになった時点でCatディーラから(またはCaterpillarから直接)通知をお送りします。作業現場で車両やエンジンのソフトウェアを更新できるため、ディーラのサービスメカニックの訪問を待って更新をインストールする必要はありません。そのため、お客様のご都合に合わせて、ソフトウェアを更新できるというメリットがあります。

対象製品のフラッシュファイルのプッシュ通知を受け取ったら、お客様の側で車両やエンジンがフラッシュを開始できる状態であることを確認し、処理を開始して、フラッシュ後にその性能を確認していただくだけです。

現在、Catリモートトラブルシューティングは次世代油圧ショベルでご利用いただけます。一方、Catリモートフラッシュは、次世代および336F XE油圧ショベル、M3シリーズモータグレーダ、LおよびMシリーズ中型ホイールローダ(950Mから972 XEモデル)、石油およびガス用エンジンの10のモデルでご利用いただけます。新しいリモートトラブルシューティングとリモートフラッシュは、PLE641またはPLE742車載カードおよびテレマティックソフトウェア2017B以降を搭載する車両とエンジンに対応します。今後、リモートサービスに対応する製品をさらに拡張していく予定です。

新しいCatリモートサービスの詳細は、お近くのCatディーラまでお問合せいただくか、Catリモートサービスのページをご覧ください。

 

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