送電線、電話線、ケーブル線、または水道管、ガス管を引く前に、地面に狭い直線状の溝を掘削する作業を想定して設計されています。
ダイレクトドライブシステムは、可変スピード、両方向回転式ジロータ式モータを採用することで、最適なチェーン速度、チェーンプル、トルクを実現しています。多様な種類の土壌で、最高の溝堀性能を発揮します。
耐久性に優れたアンチバック付きの標準フレックスダブルチェーンにより、チェーンの緩みをなくし、ツースを最も効率的な角度に配置しています。これにより、スムーズな切削と長寿命を実現しています。
表面硬化処理を施したタングステンカーバイド鋼製のカップ状ツースは、多くの地盤条件において長い寿命を保ちます。ツース間隔は、ほとんどの土壌タイプで最適な掘削性能を発揮できるように設定されています。
油圧式または手動式のサイドシフト機能により、建物や障害物付近でも柔軟に溝堀作業が行えます。T315に標準装備(T109およびT112ではオプション装備)されている油圧式サイドシフトは、標準フロー補助油圧回路セレクタコントロールを使用して、運転席からコントロールします。
土壌や掘削要件、溝幅に合わせてチェーンの種類や切削幅を選択できます。チェーンタイプには、標準、コンボ、ターミネータ、ロックフロストなどがあります。
大径ボルトオン式土壌オーガは、作業エリアから掘削した土壌を効率的に除去します。また、すばやく簡単に取り外して整備できます。
オプションのボルトオンクランバーバー(シュー付き)により、土壌が除去しやすく、きれいに溝を掘削できます。溝幅に合った幅広いサイズのシューをご用意しています。