中型油圧ショベル 320 GC

• キャブモニタの改善

1. 継続的に改善されたユーザーインターフェースは、直感的なナビゲーションを可能にし、使いやすいタッチスクリーンメニューで性能の中断を最小限に抑えます。
2. グリッドリストビュー、省略されたアプリ名、分類されたメニューオプションにより、アプリを素早く識別できます。
3. 通知センターはオペレータに重要な情報を表示し続け、カメラビューを縮小することなくメッセージを表示します。
4. 色分けされた通知では、重要なメッセージは他のメッセージとは区別されます。
5. モニター内のQRコードを使って、一連の「方法」ビデオを通して機械やテクノロジーの機能について学びましょう。

• この油圧ショベルは、320Eに比べて同じ用途で燃料消費量を最大 30 % 削減します。
• 作業に合わせて油圧ショベルを複数のパワーモードで調整可能。スマートモードを選択すれば、掘削条件に合わせてエンジンと油圧力が自動的に調整されます。
• 先進の油圧システムにより、出力と効率のバランスを最適に保ちつつ、精密な掘削に必要な制御を行います。
• バルブの優先度により、必要な場所に油圧と流量を供給し、ライトデューティからミディアムデューティのサイクルタイムを短縮します。
• エンジンはアフタートリートメントシステムを採用し、米国EPA Tier 4 Final、EU Stage IV、および日本オフロード法2014年の排出ガス基準に適合。オペレータの操作や休車時間を必要としません。
• 補助油圧系統の追加により、幅広いCat製アタッチメントを使ってより多くの作業をこなせます。
• 温度の影響による作業中断はありません。この油圧ショベルには、52°C（125°F）の高外気温機能と-32°C（-25º F）の寒冷時始動機能が標準装備されています。

• 320Fに比べて、メンテナンスコストを最大 20% 削減します（コスト低減は、運転時間 12,000 時間以上で計算したものです）。
• 日常的なあらゆるメンテナンスを地上から行えます。
• 地上から確認できる新設計のエンジンオイルレベルゲージを使って、エンジンオイルレベルを安全かつ速やかに点検できます。便利な位置に第2レベルゲージが配置され、機械の最上部でエンジンオイルを充填/確認可能です。
• 油圧ショベルのフィルタの寿命やメンテナンス間隔はキャブ内のモニタで監視できます。
• Catクリーンエミッションモジュールのメンテナンスは不要です。
• Cat純正オイルとフィルタを使用し、通常のS∙O∙Sモニタリングを実施することで、整備間隔を現在の2倍の1,000時間に延長でき、稼働時間が長くことでより多くの作業を行えます。
• 最新の作動油フィルタは優れたろ過性能を発揮し、逆止弁により、フィルタ交換時期までオイルをクリーンに維持します。交換間隔が3,000時間と長寿命になり、従来のフィルタ設計比で50 %延長されています。
• 逆回転する最新の高効率電動冷却ファン。必要な時のみ作動して、コアを粉塵から保護します。
• 整備リマインダが事前に行われ、生産性が向上します。統合車両状態管理システムが、詳細な整備ガイダンスと必要な部品についてオペレータにアラートを発信するため、不要な休車時間が発生しません。
• S·O·Sポートによりメンテナンスが簡便になり、液体分析用サンプルをすばやく簡単に採取できます。

• 海抜3,000 m（9,840 ft）まで出力を低下させずに作業できます。
• 52 °C（125 °F）の高外気温機能と–32 °C（-25 °F）の寒冷時始動機能を標準で装備します。
• 自動暖機運転により、寒冷時でも作動油が短時間で温まるので、コンポーネントの寿命を延ばすことができます。
• 3段階の燃料ろ過により、汚れたディーゼル燃料からエンジンを保護します。
• トラックピンとブッシュの間にグリースを封入することで、走行騒音を軽減し、粉塵の侵入を防いで足回りの寿命を延長します。
• センタートラックガイディングガードによって、斜面での走行や作業時にトラックのアライメントを保つことができます。
• 傾斜付きトラックフレームによって、泥や粉塵の堆積を防ぎ、トラックが損傷する危険性を低減します。

• 日常的なメンテナンス箇所にはすべて地上からアクセス可能。油圧ショベルによじ登る必要はありません。
• オペレータIDで油圧ショベルのセキュリティを確保。PINコードをモニタに入力して、押ボタン始動機能を有効にします。
• 標準装備のROPS（Rollover Protective Structure、転倒時運転者保護構造）キャブはISO 12117-2:2008の要件に適合しています。
• キャブピラーを細くし、ウィンドウを大きくすることにより、溝の中、旋回方向、後方への視界をさらに広げています。
• リアビューカメラを標準装備。オプションで右側カメラも装着できます。
• 新設計の右側サービスプラットフォームを使えば、上部のサービスプラットフォームへ安全かつ容易に、すばやく上れます。サービスプラットフォームのステップにはパンチ穴付きの滑り止めプレートが採用され、スリップ事故を防ぎます。
• ハンドレールはISO 2867:2011の要件に準拠しています。
• 下部フレームはISO 15818:2017の吊上げおよび固定に関する規格に準拠しています。
• 作業現場の安全性が向上します。旋回アラームを追加して、溝から積上げ場所、再び溝に旋回する際に、作業員にアラートで通知します。
• オプションの点検用照明を使用すると、整備作業がより簡単かつ安全になります。スイッチを入れると、ライトがエンジン、ポンプ、バッテリ、ラジエータコンパートメントを照らし、視認性が向上します。

• Bluetoothキーフォブまたは独自のオペレータID機能を使えば、ボタンを押すだけでエンジンを始動できます。
• オペレータIDを使ってジョイスティックの各ボタン（応答やパターンなど）をプログラムできます。また、オペレータIDにはエアコンディショナのファンやラジオの設定も保存されます。
• 標準装備の高解像度203 mm（8 in）タッチスクリーンモニタまたはジョグダイヤルコントロールですばやく操作できます。
• モニター内のQRコードを使って、一連の「方法」ビデオを通して機械やテクノロジーの機能について学びましょう。
• ブレーカツールを過熱や急速な摩耗から保護します。ブレーカ自動停止機能は、空打ちが15秒間続くと警告を行い、30秒後にブレーカを自動停止させます。これにより、ツールの耐用年数が延びます。
• 機能の使い方や油圧ショベルのメンテナンスに疑問があれば、取扱説明書をいつでもタッチスクリーンモニタに簡単に表示できます。

• コンフォートキャブには、どのオペレータの体のサイズにも合う幅広のシートを装備しています。
• オペレータ前面の手の届きやすい位置にすべてのコントロールが配置されているため、油圧ショベルを快適に制御できます。
• 標準装備のオートエアコンディショナが作業時間を通してキャブ内を快適な温度に保ちます。
• 先進のビスカスマウントを採用し、従来の油圧ショベルモデルに比べてキャブの振動を最大 50 %低減しています。
• キャブ内には、シートの下や後方、頭上、コンソール内などに十分な収納場所を確保。所持品をしっかりと収容できます。カップホルダ、資料ホルダ、ボトルホルダ、コートフックなども充実しています。
• 標準装備のラジオのUSBポートやBluetooth®テクノロジを利用して、個人のデバイスを接続できます。

• VisionLink®は、フリートサイズや機器メーカーに関係なく、すべての資産に実用的なデータインサイトを提供します。* デスクトップまたはモバイルデバイスから機器データを確認し、アップタイムを最大化して資産を最適化します。ダッシュボードは、時間、マイル、位置、アイドル時間、燃料使用率などの情報を提供します。コストを削減し、メンテナンスを簡素化し、現場の安全性とセキュリティを向上させるために、十分な情報に基づいた意思決定を行いましょう。
• VisionLinkProductivityは、製造メーカーに関係なく、すべての機器から機械テレマティクスと現場データを収集し、要約します。* 機械の効率、生産性、稼働率を向上させるために、アイドル時間、燃料消費量、場所、積載質量、負荷カウント、総サイクル数などの実用的な情報を表示します。モバイル、タブレット、デスクトップデバイスで、現場の内外を問わず、どこにいてもデータにアクセスできます。
• リモートフラッシュは、整備者がいなくてもオンボードソフトウェアをアップデートできるモバイルアプリケーションで、都合の良いときにソフトウェアアップデートを開始し、全体的な運用効率を向上させます。

    
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• Cat® C4.4エンジンは、米国EPA Tier 4 Final、EUステージV、および日本2014年排出ガス基準に適合しています。 
    
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• 320 GCは、CO2 の排出量が従来の 320Fのエコモードよりも最大 21 % 少なくなっています。*
    
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• CATディーゼルエンジンは、ULSD（硫黄含有量 15 ppm以下の超低硫黄ディーゼル燃料）、または次の低炭素強度燃料を混合したULSDを使用する必要があります*** 最大 20 % のFAME（Fatty Acid Methyl Ester、脂肪酸メチルエステル）バイオディーゼル**、または最大 100 ％ の再生可能ディーゼル、HVO（Hydrogenated Vegetable Oil、硬化植物油）およびGTL（gas-to-liquid、天然ガス由来軽油代替）燃料。適切な用途については、ガイドラインを参照してください。詳細については、Catディーラにお問い合わせいただくか、『Caterpillar推奨の機械油水類』（SEBU6250）を参照してください。
    
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• VisionLink®は、 選択された日付範囲における毎日の運転時間燃料消費量を燃料タイプ別に計算して、監視対象の資産のCO2 排出量を表示します。
    
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• リモートフラッシュを使用すると、休車時間とメンテナンス時間が短縮され、資産の稼働効率を最大限に維持できます。機械の更新に関するアラートは、Catディーラのコンピュータから送信され、ディーラのサービスメカニックが現場にいなくても更新を展開できます。   
    
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• オートエンジン回転数コントロールは、機械が作動していないときにエンジンを自動的にアイドルモードにすることで、不必要な燃料消費と温室効果ガスの排出量を減らすことができます。
    
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• ワンタッチアイドルを使用すると、機械が無負荷のときにエンジン回転数を下げ、必要に応じて通常の運転速度に戻すことができるため、オペレータは燃料を節約し、温室効果ガスの排出を削減することができます。
    
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• オートアイドリングストップ機能付きタイマは、あらかじめ設定したアイドリング時間の経過後に機械を停止することにより、燃料消費、温室効果ガス排出量、不要なアイドリング時間を低減します。
    
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• Cat 定期オイルサンプリング（S·O·S^SM）サービスは、コンポーネントの寿命を縮める可能性のある過度の摩耗、汚染された油水類、またはその他の"目に見えない"問題を明らかにするのに役立ちます。多くの場合、油水類モニタリングを使用することで、オイルと冷却水の交換間隔を延長できます。詳細については、Catディーラにお問い合わせいただくか、機械の取扱説明書を参照してください。
    
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• メンテナンスの間隔により、休車時間が短縮されるだけでなく、機械の耐用期間にわたって交換される油水類の量とフィルタの数が少なくなります。 
    
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• 適切なトレーニングを受けたオペレータには投資する価値があります。スキルのあるオペレータは、生産性の最大化、コストのかかる休車時間の回避、作業現場の安全維持を通じて燃料効率の向上や温室効果ガスの減少に貢献し、収益を向上させます。
           

*いずれも 320F ECOとの比較。生産性、燃料、CO2排出量は用途によって異なります。CO2排出量の計算は、2.2 U.S. gal/hrのNo.2米国ディーゼル燃料を使用した基準作業サイクルに基づいています。米国EPAのEmissions Hubの排出係数を使用し、IPCC2006 の方法論を適用しています。尿素水（DEF、Diesel Exhaust Fluid）関連のCO2を含みます。燃料の測定温度は15 °Cです。推定平均燃料消費の改善は、テストまたはProduct Link™データ（利用可能な場合）に基づいています。生産性の向上は、テストデータに基づいています。
**後処理装置のないエンジンは、より高い混合率に対応し、最大 100 % のバイオディーゼルを使用できます（混合率が 20 % を超えるバイオディーゼルの使用については、Catディーラにお問い合わせください）。
***低炭素強度燃料からのテールパイプ温室効果ガス排出量は、基本的に従来の燃料と同じです。